▼ホルスタインの取り扱いについて 国内において販売されている品種は、和牛(4種)、交雑牛、ホルスタイン(乳用種)となっています。
日本格付協会が定める格付けから品質を基準におきますと、以下のようになります。
銘柄牛>和牛>交雑牛>ホルスタインとなります。
この格付けにおいて価格帯もこのようになりますが、銘柄牛や和牛において元々の品質が優れており、あまり手を加えずとも肉本来の味が楽しめますが、品質自体が下の方であれば調理に手を加えることが必要となってきます。
どうしてもこの状態ですと、安くて品質の良いものを選びたいという心理が起きやすくなりますが、ホルスタインの取り扱いについては、牛肉のそのものを生かす事が重要になってきます。
硬いから使えないものではなく、牛肉を柔らかくするには加工しなくても可能です。
例えば、
・硬さの原因は筋集束の多さに(きめ)よって違いがありますので、これを断ち切るか、ほぐすかしたほうが良い事になります。
・カットの仕方を変える(薄く切る、たたくなど)
・調味料で味の濃淡をつけたり柔らかくする。
・煮込み、焼き方、真空調理などの調理法、臭いが気になる場合は、香辛料で手を加える事を変更していくことが大切になってきます。
また、銘柄牛や和牛との肉質そのものが違い(飼育による)、既存の使い方にたらわれることではなく、その肉質にあった調理が必要となります。
例えば、サーロインはステーキなどではなく、ホルスの場合は、サーロインはサイコロステーキに使うなどです。
当社でホルスタインを購入される方は、非常に工夫されています。
他社との違いを出すために、コスト削減のために様々な努力をされていますし、当社においては、100年の歴史を歩んでいますが、その歴史は、生産から品種の取り扱いと多種多様です。(国産のみ)
疑問点に思われる事があれば当社を使って頂ければと思います。是非ともお問い合わせお待ちしております。
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