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秋冬果実入荷、平年並み予想

全国農業新聞
写真はイメージです。記事とは関係ありません。
 9月は全国的に厳しい残暑に見舞われたが、下旬から気温は平年並みに落ち着き、10月後半に入ると関東甲信地方と近畿地方と四国地方の一部は平年を下回る日が続いた。台風襲来はなかったものの西日本の降水量は平年を上回り、東日本以北の日照量は平年を下回った。
 10月の東京都中央卸売市場の国産果実は、開市日数が前年より1日多い中、入荷量3万6918d(前年比101%)と前年並みにとどまり、前月から続く品薄感は払拭できず、月計価格391円(同114%)は前年比高。
 10月の主要商材である「極早生」ミカンの入荷量は微増程度だったが、本年産の食味は天候不順で低糖だった前年を上回り引き合い強く、価格は前年の1割高。着色遅れだったリンゴ類も気温低下とともに順調入荷し、前年の2割増。柿類もリンゴ類と同様に入荷増単価高となった。ブドウ類では「シャインマスカット」が2割高と最終まで引き合いは強かった。
 11月のミカン類は「極早生」から「早生」に、リンゴ類は中生種から「ふじ」へと主要品種が切り替わる。柿類は「平核無」中心も「富有」の比率が急増する。出始めのイチゴ類の入荷量は大幅前進した前年より大幅減も、本年産秋冬果実は大きな台風被害もなく、平年並みの入荷見込み。