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食品業界ニュース

牛枝肉相場が前年水準に

全国農業新聞
写真はイメージです。記事とは関係ありません。
 コロナ禍は依然続いているが、畜産物価格への影響には変化が見えてきた。
 目立つのは牛枝肉相場の回復。東京市場の和牛去勢のA4クラスでみると、コロナ感染が最初のピークに達した今年4月は月平均でキロ1700円台まで下がり、前年同月比でも大幅に落ち込んだが、9月後半から急速に上昇。
 10月には前年水準をほぼ取り戻した。食肉流通関係者は「いま牛肉がよく売れる時期だが、今回はGoToキャンペーンの効果が予想以上に出た」と分析する。これから鍋物需要の増加も見込めるから「相場はまだ高くなる」との期待も大きいが、上がり過ぎて消費離れが起きるのが心配との声もある。11月の和牛去勢A4はキロ2400円くらいの展開か。
 これまで絶好調を続けていた豚枝肉相場は10月に入って大きく下げ、上の加重値(東京市場)は、一時、キロ500円を割り込む一歩手前までに落ちた。ただ、10月の月平均は536円で、「この時期としては上出来」との見方も強い。11月の平均は気温の低下から「しゃぶしゃぶ」需要などの増加も期待されるから560円くらいか。
 鶏卵相場は今夏に比べてキロ20円くらい改善されたが、10月平均(東京市場:164円)ではどの階層も経営が厳しい。11月の月平均は消費の回復を期待して170円くらいか。