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総体では平年並みの販売

全国農業新聞
写真はイメージです。記事とは関係ありません。
 9月も残暑が厳しく、上旬の気温は全国的に平年値を大幅に上回った。
 台風10号の影響で九州地方の降水量は平年を上回ったが、その他の地域では干ばつ傾向となり、日照量は広範囲で平年を下回るなど、曇りがちで暑い日が多かった。
 9月の東京都中央卸売市場の国産果実は、開市日数が前年より1日少ない中、入荷量2万3600d(前年比83%)、月計価格621円(同127%)と品薄高の流れは変わらず。主要アイテムの豊水梨では主力栃木産は入荷半減、後続産地の福島産も大幅減。新物のリンゴ類は気温高による着色遅れで数量若干減。同様に早生品種の柿類も出遅れ気味となった。季節商材のイチジクは天候変動の影響を受け、各産地とも大幅に減少。入荷比率は少ないが、晩生種のスモモも主力山形産の不作で減少が目立った。一方、ブドウ類ではシャインマスカットが3割増ながらも引き合い強く、価格も若干だが前年比高と販売好調だった。これから販売の中心となるミカン類は台風被害も軽微で、食味の仕上がりは前年以上の期待が高い。リンゴ類、柿類も着色遅れも回復基調にあり、今後は順調な入荷が見込まれる。
 品薄感の弱まりから、高値続きだった相場も下げ足早まるが、果実総体では平年並みの販売状況と予想される。