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対応や仕組みに高評価

農業共済新聞
写真はイメージです。記事とは関係ありません。
 収入保険の実施主体であるNOSAI全国連(全国農業共済組合連合会)は6日、「『農業経営収入保険』お客様満足度アンケート調査結果」を発表した。加入申請時のNOSAI担当者の対応が「分かりやすかった」との回答した割合が87.1%に上ったほか、「収入保険にカバーできないリスクがなかった」の割合が88.1%に上るなど、おおむね高い評価を得た。一方で、説明の不足や補てんの仕組みが分かりづらいなどの指摘もあり、NOSAI全国連は「今後も加入者の意見などの把握に努め、収入保険事業の運営改善を進める」としている。
 農業経営の状況は、総収入に占める農業収入の割合が「50%以上」との回答が78.3%を占めた。「10%以下」も3.5%あった。
 加入申請から保険金等支払いまでの担当者の対応は、「良かった」が95.1%に上り、「何回も訪問し、丁寧な対応をしてもらった」と評価する声が多かった。
 加入した理由(複数回答可)は、「自然災害や病虫害、鳥獣害などによる収入減少」の割合が84・8%と最も高く、「市場価格の低下による収入減少」が73.9%、「けがや病気で収穫不能による収入減少」が62.0%と続いた。
 以前加入していた類似制度からの移行の理由(複数回答可)は、「類似制度に比べて補償内容が優れている」が47.2%で最も多くなった。「自分の売上を使って基準収入などを算定し、収入減少を補償してくれる」が39.7%、「これまで補償対象外だった品目も補償対象となる」が30.8%と続いた。
 基準収入の算定方法は、規模拡大特例、収入上昇特例も含め、「満足している」が86.2%と高い評価を得た。加入者などが保険料の負担などを考慮し、保険方式と積立方式の補償割合、支払率を選択できる仕組みも86.5%が「満足している」と回答した。
 保険料や積立金は分割して支払える仕組みも94.1%が「満足している」と回答。「分割支払いで負担が軽減されている」との声があった。
 改善要望点は「加入手続きを簡単にしてほしい」などの声があった。
 調査は、2019年の収入保険加入者から3500経営体を抽出し、8項目を郵送で調査。7月13日に発送し、8月末日まで1501経営体の回答を得た。