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食品業界ニュース

食肉市況は安定・好調

全国農業新聞
写真はイメージです。記事とは関係ありません。
 食肉市況は牛、豚、鶏のいずれとも比較的に安定か、好調な展開を続けている。ひとり不調なのが鶏卵相場。この夏場は安かった昨年の水準よりも下がり、「相場はもう発表しないでほしい」(養鶏法人)との悲鳴もあがっている。
 8月の牛枝肉市況は堅調で、東京市場の和牛去勢A4の月平均は前月と同様にキロ2000円を堅持した。ただし、「売れ行きは悪くはないが、(月平均で)2100円を突き抜けるほどの勢いはみられない」(食肉会社)という。和牛去勢A4の9月の平均は2000円くらいか。
 豚枝肉は好調を持続。8月の東京市場の上平均はキロ633円で、600円超えの月平均は連続5カ月になった。高相場長期化の背景には国内での増産に対し環境対策などから大きな壁があるためで、それだけに輸入豚肉の減少の影響が大きくなっている。9月の相場展開については、例年なら気温の低下から増体成績が向上し、出回り増から低豚価の可能性が高まるが、今年は暑さが長く続くとされ、急な下げはなさそう。東京市場の上平均は610円前後か。
 8月の鶏卵相場は東京市場のM基準値でキロ145円に終始した。低卵価の最大要因は鶏卵の生産過剰。生産者団体も再三、生産自粛を呼び掛けているが、生産者の反応はまだ弱いのが実情だ。9月東京市場のM平均は150円くらいか。