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食品業界ニュース

ナシとカキの仕上げ摘果

農業いばらき
写真はイメージです。記事とは関係ありません。
●摘果の実際
 満開後50〜60日に適正着果数に調整するための仕上げ摘果を行います。
 「豊水」は変形果が発生しやすいため、時期を他の品種よりもやや遅らせて、果形の良い果実を残します。また、「豊水」や「あきづき」は軸折れしやすいため、果軸が横向きよりも下向きの果実を中心に残しましょう。
 仕上げ摘果を終え、果実の大小や果形の良否がより分かるようになる収穫前
40日頃に、小玉果や変形果を摘果して商品性の高い果実だけを残します。
●小玉果の摘果基準
 県園芸研究所の調査により、「幸水」では満開後50日以降で、県育成品種
「恵水」では満開後100日以降で、満開後日数ごとの果実横径と収穫時の果実横径の関連が確認されています。

 カキの仕上げ摘果
 果実の肥大促進や品質向上のため、生理落果が終わった頃(例年6月下旬)から仕上げ摘果を行います。
 ※「西村早生」は果実がピンポン玉大になった頃(例年7月上旬)。
 まず、発育不良果、病害虫被害果、奇形果(スジ果やミゾ果)、ヘタ片障害果(ヘタの欠損や奇形)、遅れ花果、傷果や上向きで日焼けを起こしそうな果実を摘果します。
 その後、1果当たりの葉枚数20〜25枚を目安に着果数を調整します。結果母枝
1本当たりの新梢(結果枝)数が3本以下の場合は1〜2果、4本以上の場合は3果とします。
 なお、新梢の基部に着生した果実は、中央部〜先端部よりも生理落果しやすい傾向があります。着果数調整の際は、新梢の基部から2〜3番目に着生した果実を残すとよいでしょう。