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時間要する重量野菜の回復

全国農業新聞
写真はイメージです。記事とは関係ありません。
 暖冬の影響で前進出荷が続いた上、平均気温は高いが最低気温が低く、上空に寒気が流れ込んで霜害にあうほどの低温があるなど天候に左右された。
 ダイコンは後続の九州産地の冷え込みで中旬以降に端境となり入荷減、ハクサイも同様だった。寒玉キャベツは冷蔵物に移行するも残量少なく減少したが春キャベツは順調だった。葉物も前進出荷で入荷減となったが後続産地が始まったことで横ばい、レタスは外食の発注がほぼなく業務需要が激減した。
 春野菜は九州産地の冷え込みからマメ類が入荷減でアスパラガスは後半に立茎期に入ったため急減した。
 果菜類は前半に低温の影響で出荷量は伸び悩んだが、日中の気温上昇に伴って増量傾向。
 一方バレイショやタマネギは北海道の残量が多く後続産地も順調に始まったため入荷増で特にタマネギは極端な単価安となった。
 今後は回復の早い葉物や気温上昇と共に生育が進む果菜類は増量となるだろうが、重量野菜の回復にはもう少し時間を要するだろう。価格面では緊急事態宣言解除の見通しが立たない中で安価な業務需要がなく家庭での買いだめ消費が伸びているためしばらく単価高が続きそうだが、出荷増量に伴って業務需要が回復しないままだと暴落する可能性もある。まだまだ見通しが立たないのが実情だ。