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コロナで牛肉波乱含み続く

全国農業新聞
写真はイメージです。記事とは関係ありません。
 コロナショックの影響は畜産物によって異なり、違いは大きくなっている。
 東京市場の4月の和牛去勢A4平均は、下旬にはキロ1500円を割り込んだ。これでは優良経営でも1頭分の売上高が80万円くらいにしかならず、素牛代の回収もおぼつかない。
 4月は中旬にA5も2000円を切ったが、低相場の要因はすべてコロナの流行による牛肉消費の大幅減。「百貨店などで売れなくなっているのが厳しい」(食肉流通業者)という。
 コロナの終息がいつなのかの見通しが立たないことも大きな悩みで、これからも波乱含みの相場展開が続きそう。5月の和牛去勢A4の月平均は1700円前後の予想だ。
 牛肉と好対照なのが豚肉。4月の東京市場の上場平均は月の後半にキロ600円を超し、月末(28日)には752円をつけた。月平均は605円。
 高相場の背景にはコロナの流行で、外出自粛から家族そろっての内食が多くなり、豚肉消費が増えたことが要因になった。肉豚の全国出荷頭数が伸びていないことも一因とされ、豚熱の影響がまだ残っているとの見方もある。5月の東京市場の上場平均は630円くらいか。
 鶏卵相場の4月は前半高、後半安に分かれた。後半の下げはコロナの影響で業務用の動きが低下したため。5月は東京相場のM平均は190円くらいか。