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田植えは晴天で地温が確保できる日に

農業いばらき
写真はイメージです。記事とは関係ありません。
 移植
 田植えは晴天で地温が確保できる日に行うと植え傷みが少なく、活着も良好になります。低温や雨天等の悪天候下での田植えは避けましょう。
 コシヒカリの田植えは、5月5〜20日の適期に行いましょう。
早植えする場合に比べ、茎数や籾数が過剰になりにくく、千粒重が向上しやすくなります。
 また、出穂期が8月上旬になるので、登熟初期の高温を避けることができ、乳白米や胴割米が発生しにくくなり、大粒で高品質な米生産が期待できます。

 栽植密度
 植付け株数は15〜18株/u(50〜60株/坪)を目安とし、植付け本数は4〜5本/株、植付けの深さは2〜3p 程度となるようにします。

 田植え後の水管理
 中干しまでの間は、2〜3p の浅水管理とし、水温・地温を高めて分げつの促進を図ります。低温や晩霜のおそれがあるときは、5〜6p の深水にします。

 除草剤散布
 水田で除草剤を使用する場合は、除草効果が得られる雑草の葉齢を確認し、適期に施用することが重要です。また、河川等への流出による環境負荷を減らすため、漏水防止と止水管理を徹底しましょう。
 除草剤散布前に水尻をしっかり閉じ、圃場内を湛水状態にした後、畦畔などから水漏れがないことを必ず確認します。散布後に大量の降雨が予想される場合や、風の強い日の散布は避けましょう。
 除草剤散布後7日間程度は、かけ流しや落水を行わないようにします(止水管理)。止水管理の途中で田面が露出しても、除草剤の層(処理層)が形成されれば除草効果は劣りません。
 ただし、安定した処理層の形成には2〜3日程度かかるため、翌日には田面が乾いてしてしまうような水持ちの悪い圃場や、低温対策で湛水が必要な場合は、処理層を壊さないよう静かに給水します。

 イネ縞葉枯病
 ヒメトビウンカが媒介するウイルス病で、本県では県西地域、県南地域を中心に発生が増加し、問題となっています。稲がウイルスに感染し重症化すると、茎の枯死、穂の出すくみ、不稔等の症状が現れ、健全な穂が減少するため収量が低下します。
 発病してから治療する方法はないので、ヒメトビウンカに効果の高い薬剤の育苗箱施用を行い、水田に飛びこむ成虫を防除することで、稲がウイルスに感染する機会を減らすことが重要です。