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流出防止関連法案骨子示す

農業共済新聞
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 農林水産省は12日、自民党農林関係合同会議に和牛遺伝資源の不正流通防止に向けて今国会に提出する関連2法案の骨子を示し、了承された。新たに制定する「家畜遺伝資源に係る不正競争の防止に関する法律案」(仮称)は、詐欺や契約違反などによる不正行為で和牛の受精卵・精液を取得・使用した場合に、差し止め請求や損害賠償請求の対象にする仕組みを導入する。違法手段による取得・使用、譲渡などは刑事罰の適用も可能にし、不正利用・流通の抑止力を強化する。
 規制は不正な経緯を知った上で、使用した場合なども対象で、不正使用などで生産された受精卵や精液のほか、子牛や孫牛も差し止め請求などの適用対象とする。
 「家畜改良増殖法の一部改正案」は、家畜人工授精所以外での精液・受精卵の保存禁止を明文化するとともに、家畜人工授精所などにおける在庫・帳簿管理や同授精所での業務状況の定期報告などを義務化する。経済的価値が高いなど特に適正な流通の確保が不可欠なものは「特定家畜人工授精用精液等」に指定し、封入する容器への種畜の名称などの表示義務や譲渡などの記録帳簿の作成保存義務などを科す。