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食品業界ニュース

バター2万d、脱粉4千dに

農業共済新聞
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 農林水産省は1月31日、2020年度の乳製品輸入枠を決めた。バターは前年度と同じ2万dとする一方、脱脂粉乳は発酵乳の消費減少などで19年12月末在庫量が前年同期比13%増の6万9千dと十分に確保されていることなどを踏まえ、1万6千d減の4千dに設定した。
 バター・脱脂粉乳とも19年度内は必要在庫量を確保できる見込み。20年度の輸入枠は、Jミルクの需給見通しを踏まえ、バターは、各月末の必要在庫量を翌月の見込み消費量の2.5倍に設定する現行の運用方法で設定。脱脂粉乳は、需要が弱いことなどから必要在庫量を従来より1万d少ない5万dに見直し算定した。
 なお、Jミルクが同日発表した需給見通しでは、20年度の全国の生乳生産量は19年度比1.8%(うるう年修正後、以下同)増の747万2千dとなる見込み。乳用雌牛の2歳以上頭数の増加などが要因で、2年連続の増産になると見通した。地域別では北海道は3.3%増の423万1千dとなり、都府県も0.4%減の324万1千dと減産幅が縮小する。
 ただ、飲用等向けの需要も引き続き堅調推移と見込まれていることから、Jミルクでは、夏場の飲用需要期は需給のひっ迫も予想されると指摘。都府県を中心に生産基盤の回復・強化に向けた一層の取り組みの重要性を強調している。