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店舗やインターネット通販サイトで対応を強化

デパートニューズウェブ
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百貨店業界にとって、3月〜4月は贈答需要の“稼ぎ時”だ。卒業式や入学式、就職や転職、異動などで増える“春ギフト”の需要を取り込むため、店舗やインターネット通販サイトで対応を強化する。「デパートニューズウェブ」では、百貨店が運営するネット通販サイトにおける食品の春ギフトに注目。主要百貨店の担当者に、コロナ禍という非常事態でライフスタイルや価値観が一変した昨年の傾向や売れ筋の商品、引き続きコロナ禍で迎える今年の一押しの商品などを尋ねた。

■焼き菓子の人気が高まる

コロナ禍は春ギフトの売れ筋にも影響を及ぼした。京王百貨店の磯野雅隆事業戦略部EC事業推進担当マネージャーは「2019年、20年ともに焼き菓子がトップだが、シェアは19年の42%から65%に上がり、2位の和菓子が40%から25%に下降。コロナ禍を前提に想像すると、畏まったギフトは控えられ、子供がいる家庭向けの贈答が多く、日持ちする焼き菓子が選ばれたと考えられる」と分析。そごう・西武の竹村麻子デジタル戦略本部e.デパート部商品担当マーチャンダイザーも「例年はバウムクーヘンやクッキーを中心に華やかな箱入りの洋菓子が個数ベースで上位に入るが、昨年は母の日向けのパッケージのようかん、カタログギフト、サービスパックのチョコレートやかりんとうが上位だった。外出制限の状況下だからこそ、母の日に対応できるギフトや賞味期限にとらわれないカタログギフトが重宝され、サービスパックのチョコレートやかりんとうは『イエナカ需要』として伸びた」と指摘する。

一方で、大丸松坂屋百貨店では「バウムクーヘンのシェアが8ポイントほど上昇し、メーカーの減産によって和菓子のそれは3ポイントの縮小となった」(田中直毅本社MDコンテンツ開発第2部ギフト企画運営担当)という。

なお、昨年の売れ筋(トップ3)は、京王百貨店が「樫木の樽」の「ナッツスクエア」(550円、以下の昨年の売れ筋は全て本体価格)、「ヨックモック」の「グラン サンク デリス」(5000円)、「モンロワール」の「サービス袋 リーフメモリー」(1000円)、そごう・西武がカタログギフトの「ごっつお便 TAコース」(5300円)、「とらや」の「母の日パッケージ小形羊羹・水羊羹詰合せ」(2300円、同)、「ガトーフェスタ ハラダ」の「スペシャルセレクション」(2400円)、大丸松坂屋百貨店が「ねんりん家」の「マウントバーム しっかり芽」(1500円)、「ねんりん家」の「季節限定 マウントバーム 詰合せ 3本入り」(2250円)、「プレスバターサンド」の「バターサンド 15個入り」(2639円)の順だった。

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  情報提供「デパートニューズウェブ」