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価値と価格

2023年12月11日
価格が高ければ売れない、安ければ売れる、
誰も商人なら否定する人は少ないと思う。
では、高い安いという概念は何だろう、高い(安い)という一般感覚か、
妥当な価格は高いと安いの境の価格が正しいのか、
その商品の価値と価格はどういう関係なのだろう、
絶対的な正しい価格なんてあり得ない。
私達は、貨幣経済に慣れて、基本的に物々交換を貨幣という
物差しで計って商いをしている。
物々交換の時代を考えると、相手によって自分が渡す物(商品)
の価値は変わってくる。
お肉が欲しい人に、お肉を渡せば、自分の欲しい物が手に入る確率は高い。
夏に毛皮を渡しても、自分もたいした物はもらえない。
水不足で、のどが渇いている人に水を渡せば、良い物と交換できる。
物(商品)の価値は、物々交換で考えてみると、
自分の持っている物(商品)は、相手により時期により、
いろいろな条件で価値は大きく上下して動く。
ところが、貨幣経済になると、自分の持っている物の価値は
大きくは上下しない。何故なら市場経済では、欲しい人が買うから、
需要のある人が買うから、価値は大きく上下しないように思うが、
果たしてそうだろうか。
需要にも強弱が大きい。同じ物(商品)でも相手によって、
その物を強く欲しいと思わせるか、それが弱いかで
交換(売れ行き)が大きく違う。
貨幣経済、市場経済に慣れて、需要を漠然と受け止め、
その中の強弱を考えなくなっている。
高いか安いかは、相手の欲しいの強弱によって決まる。
強く欲する人には安く、弱く欲する人には高く感じるかもしれない。
然し、物を持っている人は、その物(商品)の価値は誰に対しても、
いつでもどこでも一緒と思ってしまう。100人欲しいと思う人がいても、
その内の何%何人が購入意思決定までいくか、それは欲しいの強弱で決まる。
買い手の欲しいの強弱と同時に、売り手側の商品の価値工夫も
大きく購入意思決定を左右する。
その物は3人しか欲しくない、少し商品に工夫をすれば6人が欲しいと思う。
見せ方、売り方で15人が欲しくなる。
という風に、商品の工夫、売り方の工夫、説明の工夫、
見せ方の工夫等によって、価値が大きく変わってくる。
高いか安いかは相対的なものであり、同じ商品でも
相手が購入意思決定をするようになれば、価値が上がり、相対的に安く感じる。
ネットで大きく販売している人は、価値の設定、価格の設定、
それが実に巧みである。

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88952634
2023年01月09日 18:52 88952634
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プロダクトセルフセールス(PSS)

2023年05月01日
いつの時代でも、競争力に勝つものが勝つ、その中でも価格競争力が一番勝敗を
分けると共に、購買者にとっても一番判りやすい購買決断の原因にもなる。

価格競争力に勝つためには、製造コスト、広告宣伝コスト、
製品在庫移動コスト、販売コスト等、コストが複雑に多様に掛かるため、
それらのコストの一つ一つを、如何に切り詰めて低価格で価格競争力に勝つか、
これがこれまでの競争で、コスト削減競争であった。

今、ネット時代になり、ネットの中では複雑、多様なコストは無くなり、
如何に素早く販売するかという、販売競争に移っている。

ネットの中の販売競争とは、製品(プロダクト)をどう考えるかである。

以前は製品(プロダクト)を販売員(セールス)が販売していた。
今、ネットの中に販売員(セールス)はいない。では、誰が売るのか、
それは製品自身が製品を販売しないといけない。そのためには、ネット上の
製品情報、製品の見せ方が、購買意欲を高め、承認し、承諾し、購買決定まで
させられるものになっているか。

これからは、コスト競争のような前時代的な競争ではなく、
新しい製品(プロダクト)が、製品(プロダクト)を売る時代に入ってきて
いることを認識し、販売のためのコンテンツを如何に創るかが重要である。

プロダクトセルフセールス(PSS)私の造語であるが、これからの販売は、
第二期に入ると思う。Mマートで言えば、1,ネーミング、2,価格、
3,写真、4,ロット量、5,正確で詳細な商品情報、6,商品説明等が、
購買決定まで促すものか、チェックする必要がある。

これから必要なもの、@食材であれば、3〜4種類のメニューとレシピ、 
A客への提供の仕方、器、盛り方等 B発送日の早さ C厨房での管理のし易さ
D最適な解凍方法等、購買者が迷ったり考えたりすることを全部省くことを
念頭に置く。

これからは商品自体が完全な自己説明と、自己利用法を衣にして身にまとって
購買者の前に立ってこそ、プロダクトセルフセールス(PSS)ができるようになる。

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インボイス登録事業者、非登録事業者かわかりやすくしてください。 今回、3箇所で購入したが登録してない店舗もあり、消費税丸かぶりだ、 早く修正せよ。
2023年10月03日 16:43 ブログを書く暇あるなら
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資本主義と毎日の商売

2023年04月17日
1776年に出版されたアダムスミスの『国富論』の中でよく引用される文章に、
「我々の夕食は、肉屋、ワイン屋、あるいはパン屋からの好意によってでは
なく、彼等が自身の利益を追求することによってもたらされる。」
というのがある。
この有名な言葉は、現代でも資本主義の本質を表現していると思う。

肉屋もパン屋も、好意や善意でそれらを作り、店頭に並べたのではない。
ワイン屋も、自分の利益のためにブドウを栽培し、醸造してワインを販売する。
肉屋もパン屋もワイン屋も、自分の利益(得)が欲しいので、これらの行為を
した結果、私たちの食卓に料理が並ぶ。好意や善意が無くても、
個人の利益追求で社会の生活が回っている。
これが資本主義の変わらぬ本質である。

人間の行動原理は、「損、得、好き、嫌い」の4つの考えと感情で
ほとんど全て動いている。その行動原理を良く理解し、自分の商売に
活用できる人と、人間が四つの行動原理で動いていることを
素直に理解できなくて、商売の中でそれを無視する人がいる。
同じ条件で商売しても、儲ける人とそうでない人がいるが、
前記の前者と後者である。

人は皆、得をしたいから当然競争が起こる。
そうすると、競争の上手、下手がビジネスを分けることになる。
競争には、シェア争いというのがある。
そのシェア争いの目的を売上におくのか、数量におくのか、
でもそのようなシェア争いの競争はとっくに終わっている。
人口減少、パイの縮小が続く現代では、シェア争いは、その業界が生み出す
利益のうち、どれだけを自分が利益として受け取れるかである。
これからは、利益のシェア競争こそが、ビジネスの目指すものになる。

すべての人が得(利益)を得ようとするなら、自分の顧客も
得を求めているのだから、顧客に得(利益)を与えないとついてきてくれない。
顧客に得を与えると、自分が損をすると考える人が沢山いる。
これは先程の下手な人である。顧客に得を与えながら、
自分も得を受け取る人が、現代風に言えば、マーケティングの上手な人だ。

そのためには、顧客に、その客のための独自の価値を考えることだ。
例えば、飲食店向けには、手を掛けずに客席に出せるようなメニューを考える。
小売りに対しては、売れやすい袋やパッケージを考える。
相手にとっての得(価値)を提案し、それが受け入れられると取引が成立し、
自分も得(利益)をする。その繰り返しで競争優位を作ることができる。
得を与えて得を取る。これからの競争原理である。

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流通の方向

2023年02月08日
今でもよく受ける質問に、「何が売れますか?」というのがある。
私は、「商品なら何でも売れます」と答えるしかない。
流通の歴史は「何を売るか」ではなく、
「どのように売るか」が、その変遷である。
マーケティングに「4P」というのがある。
考えられて50年以上経っているが新しい。

1,プロダクト(製品) 
2,プライス(価格) 
3,プロモーション(宣伝、認知) 
4,プレイス(取引場所)

この4つが基本であるが、プロダクト(製品)も、何かではなく、
この製品をどういう風にすれば(デザイン、大きさ、色、機能等)売れるか
であり、売れるか売れないかは、「商品名」ではなく、
どのような「見た目、機能」にするかである。

価格の設定権もメーカーから消費者に移っている。
流通している価格が、現在の価格である。
コスト高の売り手は「安過ぎる」、
コストの小さい売り手は「正常」という評価になる。
客観的に高い、安いは言えない。流通価格に合わせて売買するしかない。
宣伝、認知も、テレビ、紙媒体からネットに大移動している。

私は4つ目のプレイス(取引場所)が一番大きく変わったと思っている。
戦後、復興と共に駅前に商店街ができ、土日になると大変な人出で賑わった。
しばらくすると「スーパー」ができて、客はそちらに殺到した。
その後に郊外に「大型スーパー」ができて、
車社会と共に客はそちらに大勢行くようになり、
その後、郊外に「大型ショッピングセンター」ができて、
家族連れで、子供の遊び場もある、食事もできる、本も買える。
そちらに客が移動して、最初の駅前商店街はいつの間にか
「閑古鳥が鳴く」シャッター街になった。
その郊外型大型ショッピングセンター」も、最近は不調であり、
新しいプレイス(取引場所)「ネット」にお客は大移動している。
このように、流通の歴史は「何が売れるか」の変遷ではなく、
「どう売るか」の変遷である。
お客の移動の原因は、すべて便利さを求めてである。
一か所で何でも買え、楽しめ、移動が少ない、時間が節約できるのである。
昼でも夜でも好きな時間に、好きな場所で、どこへも移動せずに、
人に邪魔されず、一人でゆっくりと選んで買える。

流通の歴史は、商品はそれほど変わらないが、
売り方が時代と共に大きく変化している。
改めて「4P」の中身を吟味することにより、
「売る」という行為の方向性が見えてくるように思う。

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初夢は正夢

2022年01月24日
コロナも今年で3年目に入ります。第6波は早く収束すると言う話ですが、
アフターコロナは、どんな社会、どんな世界になるのでしょうか。
グローバル化した世界は、どんな国でも世界の政治経済に大きく影響され、
国内の政治経済だけでコントロールできなくなりました。

米中対立だけでなく、ソ連、北朝鮮、台湾、イラン、
ブロック経済化、バーチャル化、民族問題、宗教問題などなど、
第二次大戦後80年近くを経て、一番不安定な時代になっています。
世界に群雄割拠の時代です。

世界各国の歴史を見ても、群雄割拠の時代があり、
武力の一番強い英雄が、その国を制しています。
その時代も同盟はたくさんありましたが、
一時的なものでしかありませんでした。

この不安定な時代を、人類が生き残るためには、同盟や武力衝突ではなく、
価値観を共有する国が軍隊を統一し、戦わずして共存共栄の道を開き、
人類全ての人が経済の恩恵を受け、人間らしい人生を送ることができる、
そんな惑星になってほしい。

良い初夢を見たなと言われても 正夢になってほしい。

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2022年01月16日 14:56 
45.32.54.57
35 It has been validated in several racial groups, although it may underestimate risk in African American women who have undergone several b
2022年11月06日 11:29 biquaks
37.139.53.40

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今年の方針

2022年01月17日
年頭に全社員に話した社の方針は、

@アジャイル(昨年に続き)

Aデータドリブン(昨年に続き)

BUX、UI

Cフルオートマティック

の4項目です。


@のアジャイルは社風としても定着しつつあります。
余分なものは一切除き、即実行、即結果、そこから考える。
習慣も身についてきました。

Aのデータドリブンも少しずつ実行に移しています。
問題点はデータの考え方、作り方、効率の良い利用法等、
まだまだ深く考えて実行するようにという段階です。

BUX、UIについては、特に終点はありません。
チームでUIの徹底した適正化を抽出し、改修すること、
UXについては、新規事業や新サービスによる最適化に近づける。

Cのフルオートマティックは、管理部門、営業部門共に
自動化を推進する販売促進、見込み客等も
データドリブンと共に活用して進める。

等を今年の方針として全社員の意識と行動を進めていきます。

@とAは2年目ですので、定着しつつあります。
BとCを早く結果の出るよう進めていきます。

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2022年01月16日 14:56 
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己を知る

2021年06月14日
私は二十歳の時に商売を始め、今日85歳まで社長業を続けてきました。
その間、仕事で悩んだり迷ったりすることは
一度の例外を除きありませんでした。
例外とは、29歳の時、大阪の繁華街で複数の飲食店を経営していた頃、
新規出店や多数の社員を雇用する決断をするとき、
何を基準に決断をするのか、ふと不安になり、それが頭の中に広がり、
生まれて初めて仕事の悩みというものを感じました。

それが半年ぐらい続いたある日、あるお寺の前を通りかかると
門のところに高札がありました。
「 己を知る これ人生の始めなり」と書かれてあり
それを何気なく読んだ私は衝撃を受け、30分以上その高札の前にたたずみ、
考えるというより、違う次元の知恵のようなものを感じ、
自失というか、頭も心も空白になったように思い、
その文字を見つめていました。

その後すぐ書店に行き、仏教の本を探して、
松原泰道先生の「無」(本物の強さ)他 2、3冊を買い求め、
まっすぐ自宅に帰り朝まで読んでいました。

それから一週間ぐらいは仏教のことばかり考えていたような気がします。
その後、おぼろげながら人間が生きる意味や
仕事をする意味がわかりかけたような気がして、
いつのまにか悩みは消えていました。

「 己を知る」 その意味が歳とともにだんだん理解できるように
なってきたような気がします。
己の言行のすべては、良いも悪いも己の心の動きが原因であり、
成功も失敗も己の心の動きが原因です。
心という字は、四画ですが、交わることも繋がることも無い不安定な字です。

心の動きは 動いた後でないと自覚できない、
毎日の日常の中で心は無数の動きをする、
それらを常に省みて反省をする、正しい心であったか、
恥じる心はなかったか、己の心の動きを常に見つめ、
反省をし、律していく、それらを日常の中で繰り返し、
己の心を見つめていくことが「 己を知る」 ということではないかと
思うようになっています。

孔子 も『 六十にして「耳に順(したが)い」、
七十にして「欲することに従い矩(のり)をこえず」 』 と言っていますが、
それは遠い遠い境地だと思います。
方向性だけはこれで良いのではないかと思うようになりました。
『謙虚・素直・感謝』の社是もそんな中から生まれました。

『謙虚』とは、己の無知無力を知り、己以外の全てに敬意を持つこと。
『素直』は、「我」や「執着」を捨て、あるべき姿を受け入れ、
実行すること。
『感謝』は、「生かされている」ことを知り、
「有ることが難しい」ことを知り、有難うの心で生きること。

そのように心掛け、社員にも話しています。
でも、己の心を律する、『己を知る』は、まだまだ遠いところにあります。

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2021年01月16日 14:56 
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今時ブログなんて誰も見ません。販促としてインスタやTwitterを駆使して、もっとMマートの良さをどんどん発信して下さい。コロナ禍のビッグチャンスで成長率が伸び悩んでいるのは、古い体質だからでしょうか?
2021年11月24日 20:26 株主
219.124.202.24

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今年も頑張ります。

2020年01月06日
あけましておめでとうございます。
アメリカではGAFA、中国ではBAT といった、IT の先端企業が話題をさらい、去年は去っていきました。

今年は何が起こり、何が私たちを驚かせてくれるのでしょう。
「未来はここにある、公平に配分されていないだけだ」 と言われていますが、公平に配分されていないのではなく、公平に配分するには時間がかかるのではないでしょうか。世界は国地域により、三つの経済システムで動いていると思います。主として農業革命の恩恵を受け続けている国地方がたくさんある。また、主として産業革命の恩恵を受け続ている国地方もたくさんある。また、最先端の情報革命の恩恵を受けている国もある。

これらの国々が、程よく連携しあって成り立っていると思います。
世界では今、情報革命の恩恵を受けている国より、農業革命、産業革命の恩恵を受けつつある国が圧倒的に多いと思います。

それらの国地域では、この30年間、毎年6500万人の人が都市人口になっていると言われています。毎年百万人都市が65箇所発生している計算です。その都市の住宅やオフィスなど建造物は皆空っぽです。今年も、物や商品がたくさん売れるでしょう 。日本は、国内では徹底したトランスフォーメーションを実行し、海外市場では大きなチャンスが続いています。
ブルーオーシャンは ネット市場と海外市場の二つです。

私達、成熟した国内市場で仕事をする者は、ぼやけてきたマスマーケットより、無数にあるスモールマスを探しながら、5Gで何が起こるのかと、恐れというより恐怖を感じながら、今年もRPA や、データドリブンによる自動化で、頑張るぞと言いながら 1年経つのでしょうが、やはり今年も頑張ります。

コメント:[2件]

2020年01月16日 14:56 
45.32.54.57
有り難く読ませていただきました❗自分は能力がたいしたことないのでおぼろげにしか理解できませんが、立ち食いスタイルで革命を起こしたお肉屋さん、斬新な南部せんべいをヒットさせている社員思いの老舗企業など色々な会社がありますが今年もMマートに関わるすべての人が笑顔でいられる事を願います
2020年01月09日 16:04 トムエリーゼこばやし
106.156.195.246

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ブログはじめました。

2019年11月25日
ネットビジネスの社長をしていながら SNS を書いたことも、人の物を読んだ経験も ほとんどありません。怠慢なのか、不勉強なのか、これから始めてみたいと思います。
20年前、マンションの一室で、3人でMマート始めた時は、商品を並べるのが精一杯で、買い物カゴもありませんでした。
欲しい方は出店社に、電話かFAXをお願いします。と、アナログそのものでした。

それからの20年、ネットの世界は分刻みで未知の世界を切り拓いてきました。
「世界中のいたるところで、劇的な変化の数々が突然発生し、ところかまわず発生している」
これは、『シンギュラリティ大学』創始者の一人の言葉である。
ZOZOTOWNがソフトバンクに統合され、LINEがYahooと統合し、楽天が第4のスマホに参入し、来春には 5Gのスマホが発売され、世界では既に6Gの研究が進んでいる。
Googleは、夢であった量子コンピューターを開発し、スーパーコンピューターの1億倍の性能を実証した。ネットの世界は今でも分刻みで変化を続けている。

アフリカのケニアでは、数年前までモバイル決済では世界のトップを走っていた。中国ではモバイル決済キャッシュレスなどが、ここ数年急速に伸びて、現金を持たずに生活できるようである。
日本はやっと政府の指導で、キャッシュレスの普及に取り組み始めた。
背景には、ケニアには銀行が極端に少ない、中国は紙幣に対する信頼が乏しい、その点、日本は昭和の大成功により、社会構造や産業構造が合理的に出来上がり、変化をするには、その完成度が高いがゆえに難しい状態にある。

1985年のプラザ合意まで高成長を続けてきた日本も、バブルの崩壊により、金融負債を中心に失われた20年とも30年とも言われている。
羹(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹くの例え通り、企業は臆病になり、内部留保を重ね、投資をためらっている。
低金利マイナス金利と言われて久しいが、金融資本から借金をして投資しても、割に合わない社会になっている。
産業構造的には、資産を持たない企業 facebook、Google、ソフトバンク、楽天、アリババ などが急成長している。

これからの5年10年、吸収、合併、買収、統合など、急速なグループ化とグループ内ネットワーク が構築されるだろう。
中長期的には、産業はすべてネットワークで結ばれ、AI や IoT で自動化される日が来るかもしれない。

そんなとりとめもない想いの中で、自分が何をすべきか考える日々が続いています。

コメント:[4件]

自分の店は吹けば飛んでしまうような会社ですが今年はMマートさんのおかげで楽しみながら仕事ができました。Mマートはこれからの時代にますます必要になる会社だと思います。Mマートの社員さん一人一人の力で成り立っていると思いますので業績に連動して💴💰の方もよろしくお願いします。偉そうなこと言ってすいません🙏。 ブログはずっと読ませていただきますのでどうかずっと死ぬまで続けてください。
2019年12月01日 09:29 トムエリーゼこばやし
110.165.130.99
時代の移り変わりの速さに驚くばかりです。素晴らしいブログですね。
2019年11月29日 16:25 サンワコ−ポレ−ション
125.195.57.96
facebook、Google、ソフトバンク、楽天、アリババの急成長の要因としては、時代に合わせたネット対応や会社の仕組み作りもあると思いますが、人材活用も大きいと思います。御社の社員に対する育成や、社員活用の秘訣は何ですか?
2019年11月26日 08:58 フードマーケッター
222.144.162.19
広い視野で取り組まれいるのですね。今後の発展を期待しています!
2019年11月25日 16:28 仕入れ担当
1.75.238.250

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公式ブログ、フェイスブック開設のお知らせ

2019年11月22日
本日、公式HP上にブログページと公式フェイスブックを開設いたしました。
今後、Mマート独自の取り組みや商品の魅力等、様々な情報を発信して
いきます。
ご期待下さい。

公式ブログ
URL: https://www.m-mart.co.jp/marketer/

公式フェイスブック
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